むささびの宿

むささびの宿 728×600
【中央アルプス縦走 番外 最終回】 1972. 8. 6

舟下りは 天竜峡に終着
ここで風流な旅館(名前は失念)に泊まったのです
「むささびの宿」 館内にそう書かれていました

障子の上に掲げられた書 「奇峰水聲」 は おそらくここの立地に対してのもの
つまり この旅館のために揮毫(きごう)されたのではと推察します
不折の題とあるので 調べてみました
どうやら 画家であり書家の 中村不折という人物のようです

不折は 正岡子規,森鴎外,夏目漱石といった人たちと親交があったといいます
「坊ちゃん」の挿絵は 漱石自身に乞われて描いたとのこと
漱石は本が売れたのは 挿絵のおかげと お礼の手紙を書いたらしい
(どんな挿絵かは 中村不折で検索して Wiki で見ることができます)

また 新宿中村屋のロゴは 不折が書いたもの(同社HPより)
なお 中村屋の屋号と 中村不折の姓に 関連はありませんでした

この むささびの宿 今では建て替わっていて 高級な割烹旅館となっているようです
また 行ってみたいと思いましたが もはや気軽に泊まれる感じではないみたい(笑)

で さらに分かったことに 何と この「奇峰水聲」の書 ヤフオクに出されてました
2018年10月22日 16,001円にて落札されています
う~む (絶句)

さて 皆様 ここまで48年前の 中央アルプス縦走記を ご覧くださり ありがとうございました
いろいろ調べながら書き終えて 想い出に加え 新たなる発見等 感慨深いものがあります
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天竜舟下り

天竜川下り 3 960×645
【中央アルプス縦走 番外】 1972. 8. 5

空木岳下山後は 天竜川の舟下り
縦走仲間の 誰が提案したのか? はたまた 計画したのか?
ただ着いて行っただけの nanapapa さっぱり記憶がありません(笑)

関連資料として その後に立ち寄ったリンゴ園のチラシが残っています
そこに 周辺の観光マップが載っていました ↓(チラシの一部)

天竜峡マップ 960×645
このチラシによると 舟下りは 当時市田から出ていたんですね
調べてみると 現在は 区間が半分弱ほどに短縮されていて
弁天の 水神橋付近からの出発となっています

カットされた区間は 川幅も広く 流れも緩やかなんでしょう
ご利用の皆さん お忙しいので 忖度して(笑) ハイライト部分に絞ったのかな?
時代は変わるものですね

ところで 写真の鉄橋(道路)ですが どこで撮ったかが分かりました
市田を出て 3km ほど下ったところの 阿島橋です
下流に向かって撮っていて 右手の山は 風越山(1535m)ですね

例の 3D地形図でも グーグル ストリートビュー でも 確認が取れました

さて この中央アルプス縦走の旅 次回をもって 完結となります


 カメラ ニコマート
 レンズ Nikkor-H 28mm F3.5 (たぶん)

御嶽山遠望

御岳遠望 750×600
【中央アルプス縦走】 1972. 8. 5
御嶽山(おんたけさん=3067m) 遠望

空木岳(うつぎだけ=2864m) 頂上付近から撮影しています
御嶽山の麓のあたりには まだ 朝靄が溜まっていました

このシリーズ 最初の記事 「48年前のご来光」 の写真の すぐあとに撮ったものです
48年も前のことなのに 分かるのは ネガの密着焼があるから

このあと 標高差 2000m の下山が待っていました
いました というのは 何も知らず着いて行っただけの nanapapa (^^ゞ
長丁場の下りに対して 何のイメージも持たず ペース配分も知らずで ^^
最後は 膝が痛くなり 横向きに下ってました (^^;

山の写真は これで終わりですが 下山後の写真が もう少しだけ続きます


 カメラ ニコマート
 レンズ Nikkor-H 28mm F3.5 (たぶん)

眼下の山並み

眼下の山並み2 960×645
【中央アルプス縦走】 1972. 8. 4

南北に走っているこの縦走路 東側は伊那谷 西側は木曽谷になります
この写真は おそらく 熊沢岳から 西 つまり木曽谷側を撮ったものかなぁ
眼下の山々は 高山ではないため さっぱり判別がつきません ^^
眼前の花崗岩らしい岩の存在から 熊沢岳頂上からではないかと推測
自信は...あまり ありません (^^ゞ

続きます


 カメラ ニコマート
 レンズ Nikkor-H 28mm F3.5 (たぶん)

空木岳を目指して

空木岳への尾根 960×645
【中央アルプス縦走】 1972. 8. 4

宝剣山荘を出発して 行程の半分近くまで進んだ ここは檜尾岳(2728m)
左端に見える空木岳までは まだまだあります

右端に角が生えたように見えるのが 熊沢岳(2778m)
ここからは左に熊沢五峰と呼ばれる峰が続きます
その先 頂上が平らに見えるのが 東川岳
その左の峰々は 地理的にはずっと奥の山です
なので 平らな頂上から先は グングン下りて行きます

標高差170mほど下りきった鞍部が木曽殿越
木曽義仲が越えたことからつけられた名です

そこから 空木岳頂上までは 370mほど登り返さなければなりません



縦走路 縦 3 538×672
縦位置です
そうこうするうち 東川岳あたりは 霧が掛かって来ました



目指すは空木岳 600×750
堂々とした山容の空木岳(2864m)
その右肩に見えるのは ずっと後方にある南駒ヶ岳(2841m)
右画面外にある 鞍部から 縦走終盤の370mの登り返しは かなりきついはずです

ですが その記憶は まったくありません
むしろ ここ檜尾岳付近でシャリバテしたことは忘れられません
昼近くになって 極度の空腹を感じて へなへなになり みんなに着いて行けないのです
つまり 低血糖状態
昼食休憩のときは エネルギー使い果たして 倒れ込むようなありさま

昼食後は すっかり元気を取り戻し ルンルン気分で歩いたような気がします(笑)
木曽殿越では 最後の水場とあって 手を挙げて 10分ほど下って水汲みに行ったほどです
この水場は 調べると 「義仲の力水」 と名付けられているんですね

続きます

 カメラ ニコマート
 レンズ Nikkor-H 28mm F3.5 (たぶん)

プロフィール

nanapapa

Author:nanapapa
自分の周りの花や 旅先での風景などを写真に撮っています

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